標準予防策・接触予防策
- 自宅にいるHIV感染者で、内服薬のコントロール中・悪性腫瘍に罹患している・高齢者の場合、内服薬を服用することができなくなる可能性が高い場合、どのように対応していったらよいか?また、同居家族には、絶対告知してほしくないと言っているが、高齢であり、介護が必要になっている。通常の予防策で指導していってよいか?また、本人死亡時、HIV感染について家族が知り、医療機関へ質問がきた場合の対応をどのようにしたら良いか?
- 内服薬の服用が困難になれば、入院となるか、或は、在宅でいることになれば治療が中断することになるので、主治医と相談して入院治療を受けさせるか、又は、在宅での終末期を迎えさせるのかを決める。HIV感染の予防策については通常の予防策でよいでしょう。告知については、病院内で検討して対応方法を決めておくことが大切です。