インフルエンザ
- インフルエンザの流行期に症状があった場合、インフルエンザと診断してもよいか?インフルエンザの予防投与について、全員に投与するのか?病棟閉鎖の基準はどういう内容のものか?また、マスクの強制が必要か?職員の健康診断で
- インフルエンザキットは、信用できない(感度60〜70%)ので、臨床症状があるときには、インフルエンザとして治療したほうがよい。咽頭からは、4日目から症状がでるので、早めの治療をお勧めします。インフルエンザで死亡した場合は、TVなどで大々的に報道されるが、10名程度の罹患率の場合は、保健所へ連絡する。予防薬としてタミフルを服用する。重症化のリスクファクターとして、妊産婦・乳幼児・DM・心疾患・肺疾患・腎疾患があげられる。予防薬の投与について、各施設で検討してほしい。病棟の閉鎖について、入院患者2名が罹患した場合、検討すると言われている。マスクの強制について、職員及び訪問者に対して、各施設で検討する。病棟閉鎖を解く場合、72時間患者がでないことが条件となる。