下痢性疾患・感染性腸炎
- クロストリジウムデフィシル(CD)で下痢があれば治療し、隔離し、下痢が止まれば隔離解除するが、高齢者施設等へ移る場合、CD(−)の確認をするよう言われることがあるがどの様に対応すればよいのか
- 健常者でも3%程度、入院患者では症状がなくても30%位はキャリア状態と言われています。症状のある人は治療の必要があるが、キャリアと言うだけでは治療の必要はありません。転院する場合にキャリアと判明していれば情報として伝えなくてはならないが治療後に症状が消失すれば培養(−)トキシン(−)の確認はしません。施設や病院で排泄の介助が必要な場合には、「排泄物は感染源」という認識を持つことの方が大事です。