このページを印刷する

感染対策Q&A

針刺し・血液曝露

Q
簡易血糖測定器を病棟で使用している。穿刺器具はディスポ製品を使用しているが、器械にも血液が入る可能性があり、感染症のある人に使用した場合、他の人への感染が考えられる。患者個人用にした方がよいのか等どの様に考えたらよいか教えてください。
 院内で使用する小型の血糖測定器は血液汚染を受けやすい構造で、本体やチップ差し込み口周囲、又ケースにも血液が付着しているのを見たことがあります。そのため、感染症のみならず、できればそれぞれ患者個別にすることがよいと思います。患者が自己で測定している場合は、当然個人別となりますが、数的問題もあり、殆どが看護師が行っていると思います。そのため、血液で汚れたらその都度血液を拭き取って消毒をすることは可能だと思います。又測定器は共有物品となるので目に見える汚染がなくても使用ごとに清拭を行うことが必要と思います。

*補足
 消毒に関してですが、アルコールが大丈夫な機器なのか確認する必要があります。そのため、「複数患者に使用可能な物とできない物がある」ということとともに、使用機種を確認してメーカーに問い合わせて見てください。

感染関連リンク

感染対策地域支援相談システム
対象:医療機関・高齢者施設等
院内・施設内感染に関する相談システムのご案内です。
感染管理認定看護師(ICN)による現場での助言・講義も対応できます。
Get ADOBE READER
PDFファイルをご利用になるにはAdobe Readerをダウンロードしてください。