下痢性疾患・感染性腸炎
- ノロウイルスにおける感染予防について、標準予防策の手洗い・うがいの効果はあるか。
- ノロウイルス感染の腸炎では激しい嘔吐・下痢を伴う。吐瀉物・便の中には大量の
ウィルスが存在するので、感染の拡大を防ぐためにはこれらを処理する人達が
吐瀉物・便は感染源であるという認識で、手袋を着用して(汚染されそうな状況では
ガウン、マスクも)処理し、その後の流水での手洗いが重要である。便に比べて、
吐瀉物の取り扱いの際の手洗いが十分でない場合が多い(嘔吐物が感染源である
という認識も十分でないかもしれない)。