MRSA・緑膿菌
- MRSA保菌者が隔離不要ということでしたが、高齢者病棟で保菌者がいた場合は
どう配慮して同室にしたらいいでしょうか。
- 保菌者だからといって隔離する必要はありません。曝露のリスクがある患者、
すなわち咽頭から菌が出ていて咳をしていたり、気管切開をしている患者、大きな
傷がありジクジクしていて覆いから漏れ出してくる患者などは感染源になるので
隔離が必要となります。大切なことは、MRSAが検出されていることを職員が周知
していることと、MRSAの検出の有無に関わらず、手洗いを遵守して伝播をさせない
という配慮が大事です。