インフルエンザ
- インフルエンザにおける感染予防ついて、標準予防策の手洗い・うがいの効果はあるか。
- テレビ等ではインフルエンザの予防に「手洗いとうがい」を勧めるが、飛沫が
付着してインフルエンザウィルスが細胞の中に入るのはわずか20分である。
例えば、混み合った電車に乗っていて感染者の咳を吹きかけられた場合、
20分以上乗っていれば既に感染した状況になっている。そうなるとうがいの
有効性は疑問。しかし、うがいの実験で、イソジン薬のうがいは効果があった
という報告がある。ただ、うがいの時期の記載がないため正確なうがいの
効果は不明。インフルエンザ感染には接触感染の関与も指摘されることから、
その予防には手洗いの励行も大切である。