結核
- 結核に関するマニュアルが作られていますが、職員のツベルクリン反応
の2段階法を当院では行っていませんが、フロアの施設でも実際行ってい
るのか確認したい。
- 今回、発表された先生方の施設では、ツ反の2段階法はチェックされて
いると思います。
新しく感染の機会があった際に、その時に感染したのかどうかを判定
する良い材料が今のところありません。そのため、ツ反の「ベースライ
ン」を決めておき、接触者検診で再度ツ反をした際の反応から新たな
感染かどうかを判断します。
ただ、ツ反の2段階法では、1回目の反応が強い場合に更に2回目を
行なうべきか、またどの程度なら2回目を行なわなくて良いのか疑問に
思われる方がいらっしゃると思います。
この点については、どうもはっきりした基準は無いようで、個々の病院
で決めているのが実状です。当院では、1回目40oあった職員には、2回
目は行なわないようにしています。
また、本によっては、30oと書いてあるものがありました。
【追加説明】
新入職員の採用時や転入職員に対して、2段階法をやってベースラ
インを決めています。そのリストを作っておいて感染の曝露があった
場合は、それを基に後のフォローをしていくということにしています。