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感染対策Q&A

結核

Q
入所の時には、必ず健康診断の項目の中に胸部写真と感染症に関する
ものをチェックしていますが、入所されて抵抗力のない方は38℃以上に発
熱することはないが、37℃前半の微熱がずっと続いたり、痰が多いという
患者さんに関しては担当の医師に検査をしてもらうようにしていますが、
ずっと続くと大丈夫でしょうと言われる。そういう時のガイドラインではありま
せんが、そのような患者さんに対して、喀痰検査や胸部写真はどのくらい
で行うというのはありますでしょうか。
 また、異常のある方、例えば2週間以上微熱のある場合は、痰の検査を
するようにと指導がありますので、それはやっていますが、それでもマイナ
スに出た場合には、ある程度経過を見て症状が悪化した時ということでよろ
しいでしょうか。
(a)
そのように痰が多く微熱が続く場合のレ線チェックのガイドラインは無いと
思います。おそらく高齢の方では不顕性誤嚥が多いと考えます。少量の誤
嚥を繰り返し、咳痰や微熱を継続しながら経過する方が確かにいらっしゃい
ます。もしも、そのような方の中に結核が隠れていたら、職員や患者さんも
含めて接触者検診が必要になります。そういう点を考慮すると、ある程度の
期間ではレントゲンの確認や痰の検査が必要です。どのくらいの期間かと
いうと一律に決められないと思いますが、2〜4週間などある程度の期間を
おいて検査することは必要ではないでしょうか。

(b)
今までの運用でいきますと、我々が考えているより短期間なのでそれで
十分だと思います。高齢者で一番多いのは慢性の誤嚥です。顕性誤嚥
だったり、不顕性誤嚥だったりする。その方たちは、微熱が出たり、吐い
たりしますし、痰からみもします。そういう方に2週間ごとに菌の検査が出
来るかというと出来るわけがありません。1年間に一度は、どこの施設でも
レントゲンを撮っていると思います。それを慢性的な咳嗽がある人は、年
に一度で十分なのだろうかというと多分それは足りないと思います。それ
では、何ヶ月かとクリアに答えられればいいのですが、全く現時点では
データも知識もないので、ある程度の期間というしかありません。結核予
防会のマニュアルでも追加レントゲン検査の間隔については記載があり
ません。

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