針刺し・血液曝露
- 看護師は、例えば静脈ルートのライン接続時や、歩行中の患者の静脈ラインが
はずれて脱血している場面に遭遇する等、血液曝露される機会が多い。このような
場合、職場では「静脈からの出血だから、患者に説明した上で手袋を取りに行くように」
と指導されているが、どのようにするのがよいか。
- 汗以外の排泄物はすべて感染源だし、未知の感染源も多数あるので、それらに
触れる機会がある時には予め予防具を用意しておくのが標準予防策である。
しかし、偶然のアクシデントについてはできるだけ早く洗浄することである。
また、血液に触れなければならない場面に遭遇し、患者を待たせて手袋を用意するのが
よいかという疑問については、静脈血で大きな問題にならない状況であれば、「患者に
説明して対処する」のはよいのではないか。健常の皮膚であれば感染しないので慌てる
必要はない。