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感染対策Q&A

標準予防策・接触予防策

Q
 浜松医療センターの矢野先生も、「患者安全推進ジャーナル(2007 No.18)」
(発行:(財)日本医療機能評価機構)の中にもありますが、「手指衛生・手洗いに
ついて、手指を消毒したい場合はアルコールが第一選択であるという考え方に
変わってきた。」といわれています。
 当院では石鹸と流水による手洗いが優先しており、速乾性擦式アルコール製
剤の使用が浸透しません。衛生的手洗い(手指消毒)というのは、殺菌剤添付の
洗浄剤(市販の「きれいきれい」や「ハンドソープ」など)を使用したとしても該当し
ないということでしょうか。当然、目に見える汚染があれば先に流水による手洗い
を行いますが、あくまでも殺菌剤添付の石鹸で手洗いを行うことより、擦式アル
コール製剤の使用ということで理解してよろしいでしょうか。
 現在、ウェルパス(R)からゲル状の製品への変更を検討しています。よろしく
お願いします。
 手指衛生の実施が大切です。手指衛生には「アルコール手指消毒」と「石鹸
と流水による手洗い」が含まれていますので、「石鹸と流水による手洗い」が十
分に実施されていれば、それでよいと思います。しかし、多忙な業務において、
「石鹸と流水にて15秒以上の手洗いをして、ペーパータオルで十分に水分を拭
き取る」ということはなかなか難しい行為かと思います。
 今まで、臨床の現場において、流水と石鹸の手洗いが実際に十分に実施され
てこなかったという反省から、短時間での手指衛生が可能なアルコール手指消
毒に移行してきていると考えていただいてよろしいと思います。貴院において、
一処置一手洗いが十分に実施されているのであれば、石鹸と流水での手洗い
でも構いません。一度、手洗いの遵守率を確認されてはいかがでしょうか?
十分に実施されているようでしたら、従来通りでよろしいと思います。不十分
であれば、アルコールに移行したほうがよいと思います。是非とも、現在の手
洗いの遵守率をご確認ください。

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