インフルエンザ
- インフルエンザに罹患した病院職員のワクチン接種についてお伺いします。
看護助手(33才女性)が11月7日に発熱し、近医に受診したところ診断キットでの検査では新型インフルではないが疑いはあるからとタミフルを処方されました。
タミフル服用後11月11日に再度38℃台の発熱があったため休業しましたが、15日から就業 しています。11月17日から職員のワクチン接種を行うことになっています。 この職員のワクチン接種はどのように判断すればよいでしょうか。
- 当該職員の今回のエピソードが新型インフルエンザであった確証はないので、ワクチン接種を受けることに問題はないと考えられます。この点について、厚労省のHPでも「新型インフルエンザワクチンQ&A」1.新型インフルエンザワクチンの一般的情報で以下のとおり記載しています。
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Q:新型インフルエンザに感染した人でも、新型インフルエンザワクチンの接種が必要ですか?
A:一般的に、新型インフルエンザに感染して発症した方は、免疫を持っていると考えられるため、予防接種をする必要はないと考えられます。
ただし、確実に新型インフルエンザに感染したと言えるのは、PCR検査やウイルス分離等で新型インフルエンザウイルスあるいはその遺伝子が検出された方のみですので、PCR検査等によりウイルスの検出が行われず既に新型インフルエンザに罹患したかどうか不明な場合、希望すれば接種することは可能です。
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万全を期するのであれば、もう数日体調をみて、問題なければワクチン接種をされればなお安全と思います。