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感染対策Q&A

インフルエンザ

Q
インフルエンザの感染症で入院した場合は、飛沫感染予防と空気感染予防策で対応したほうが良いと言われたが、私の病院ではCDCのガイドラインを参考にしている。空気感染予防策は、いわゆる結核・麻疹としているが、インフルエンザの場合は、飛沫感染予防策で対応している。その場合、少し迷っているがどのようにしたら良いか教えてほしい。
インフルエンザの感染経路は、飛沫感染が主であり、鼻汁などが付着した手指を介する接触感染が従です。しかし、このウイルスは絶対湿度が低いと空気中で6時間以上生存するので、流行拡大には飛沫核感染が重要です。すなわち、飛沫感染が主だが飛沫核感染も十分ありうると考えられ、厚生労働省健康局結核感染症課と日本医師会感染症危機管理対策室からの「インフルエンザ施設内感染予防の手引き」もこの立場です。
 CDCでは、インフルエンザは飛沫感染に分類していますが、米国の医療は原則的に個室なので、飛沫核感染にもある程度対処しています。
 しかし、日本では逆に原則的には多床室なので、「飛沫感染が主だから、飛沫感染対策のみでよい」とするのは危険です。インフルエンザにへパフィルターなどの厳重な空気感染対策は不要ですが、可能なかぎり個室あるいは専用の多床室程度の配慮をすべきです。

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