このページを印刷する

感染対策Q&A

結核

Q
他の病室に行ったり、院外に出ていた患者が結核と診断されて、他の病院に
送った場合のレントゲンの検査の日程をどの位の間隔で行ったらよいか。
結核患者が発生すれば、大抵結核病床のある病院に送りますが(結核
予防法の35条)施設内の排菌患者さんの周囲にいた人達をどのように検
診していくかは自施設だけで判断し、行うよりは所轄保健所の専門スタッ
フに連絡し、協力してもらうことが一番肝要です。
 最初に行う作業は、”どの範囲の人が一番濃厚に結核菌曝露されていた
か”を聞き取り調査などから特定することです。最初の人達を対象に健康
診断を行い、疑わしい人が出た場合、さらに同心円状に対象を広げていき
ます。
 2番目の作業として、検診のスケジュール、方法(胸部レントゲン写真、
ツ反など)をどうするのかも保健所スタッフと相談して決めていきます。
教科書的には、咳の症状が続いたいた月数とがガフキー数などで最優先
度・優先度等が指示されていますが、数字にはっきりしたエビデンスがな
いことは確認しておきます。しかし、原則@排菌量、A咳などの症状の程
度、B診断まで経過した時間などで、検診の優先度は左右されます。程
度がひどいほど最優先度の対応が必要なのは当然です。そうでなければ、
慌てて胸部レントゲン写真を撮る必要もなく、2ヶ月以内に撮るなどの運用
していただければ良いと思います。
 3番目は、その検診結果の評価です。評価に応じた対応の仕方を保健所
は提示してくれると思います。

感染関連リンク

感染対策地域支援相談システム
対象:医療機関・高齢者施設等
院内・施設内感染に関する相談システムのご案内です。
感染管理認定看護師(ICN)による現場での助言・講義も対応できます。
Get ADOBE READER
PDFファイルをご利用になるにはAdobe Readerをダウンロードしてください。