インフルエンザ
- マスクの着用について、①マスクの不織布のフィルターはウイルスを通過させるので健常者のマスク着用は意味がない。②マスクの着用により保湿効果があり、乾燥を好む病原体の侵入を防ぐことができるため、健常者のマスク着用の効果がある ①と②どちらが正解なのか？
- ①インフルエンザウイルスは、サージカルマスクのフィルターを通すが、インフルエンザの感染経路は飛沫感染の為、インフルエンザに罹患した人が咳がした時に口からでる飛沫にウイルスが含まれていて、この飛沫を吸い込み体内に定着・増殖して感染が成立ります。飛沫の大きさは５ミクロン以上のため不織布のマスクを通さない。飛沫感染の対策として有効と考えます。ただ、接触感染については、ウイルスを含む飛沫が付着したマスク交換やマスクに触れた後の手指衛生も重要になります。 ②マスクの保湿効果について、エビデンスが確認できないので回答はできません。
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